入学者受け入れの方針
- 理学は自然現象や数理の法則を探求し、それを体系的に記述し、理解する学問です。
- 理工学部の理学系は、「数学」「物理学」「化学」「数理情報学」の4つの専門分野を設け、基礎を大切にしながらも幅広い応用力が身につけられるように、教育システムを構築しています。問題を本質的にとらえて解決できる創造性と専門性を備えた、21世紀の社会に求められる人材の養成を目指しています。
- 理学分野(数学、物理、化学、情報科学)に強い関心があり、理学分野において将来社会に貢献しようと志す学生を受け入れます。
教育課程編成・実施の方針
- 理工学部の理学系は、4つの専門コースを設け、数学、物理、化学、情報科学などの専門知識と理学や工学の基礎を身につけることおよび国際性、学際性、人間性を育むことを目的として、以下の方針に基づいて教育課程を編成し、実施します。
- (1)専門知識や技術を身につけるために、各専門分野の基幹科目を体系的に配置します。
- (2)課題・問題解決能力の育成を目的とした演習、実験、輪講科目を学年進行に従い系統的に配置し、卒業論文の執筆と口頭発表を行います。
- (3)理工学における基礎的科目を初年次中心に配置します。
- (4)学際的な知識や応用事例を学ぶことを目的とした周辺科目および副専攻科目を配置します。
- (5)英語科目を全学年で履修できるように配置し、英語力の向上を図ります。
- (6)人文社会系の一般教養科目を全学年で履修できるように配置するとともに、新人教育科目、キャリア科目を配置します。
学位授与の方針
- 理工学部の理学系は、本学部の学位授与方針をもとに、本学系に所定の期間在学し(※)、以下の能力を身につけた者に対して、学士(理学)の学位を授与します。
- (1)数学、物理学、化学、数理情報学のいずれかの分野における専門的知識や技術を身につけていること。
- (2)課題を理解し、課題の解決に向けて取り組んだ内容とその結果を、口頭及び論文により発表できること。
- (3)理工学に関する基礎的知識を身につけていること・
- (4)理学や工学における学際領域に関する知識と関心を持つこと。
- (5)国際的に通用する人材としての基本的な英語力を身につけること。
- (6)人間的・文化的・社会的学問分野の素養を身につけていること。